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山荘に帰りつき、装備を解いて、温泉に浸かりながら山の状況を振り返る。
アレで良かったんだ、撤退の判断は間違ってなかったんだ・・・
納得させる。
お風呂から上がり、洗濯をするためにフロントに声をかける。
今日のコンディションはかなり厳しかったでしょ?と。
明日はどうかな?
お天気は回復方向の予報になってるし、ここ数日では期待できるかも。
明日スペースに余裕がある?
しばし、台帳をめくった後、一つベット空きががでてますね、いまのスペースそのままでいけますよ、と。
一瞬迷った、もう一泊お願いします。
クチが勝手に喋っていた。
「今夜は、今夜しかないのさ。」
その昔、白井貴子がパーソナリティをやっていたオールナイトニッポンでキャチフレーズとして使ってた。
次に旭岳を訪れることができるのがいつになるのか?
来年の夏も北海道にはやってくるだろう、たぶん。
しかし、その時にコンディションがイイとは限らない、いろいろな意味で。
なら、明日の可能性にベッドしてみるのもイイんじゃないか・・・
「今夜は、今夜しかないのさ。」
旅のスケジュールを変更して、もう一泊この山荘にお世話になることにした。
キレイに晴れた翌日。
姿見駅で昨日と同じように装備を整えてスタート。
風は強く、気温は低め。
レインギアこそ着けていないけれど、装備は昨日と同じ、晩秋の装い。
旭岳石室を越えて、登山道へ。
6合目、7合目、そして昨日撤退した8合目を過ぎる。
とにかく風が強い。ときどき身体を屈ませてやりすごさないとそのままm飛ばされてしまうんじゃないか、そんな恐怖を感じる。
風速だけなら昨日より強いかも。
しかし、視界が開けていて周囲が見渡せる。
それだけで、気分がぜんぜん違ってる、前に進もうという気になる。
風の影になる大きめな岩をみつけては一休みしようと思うんだけど、そんなスポットはすでに誰かがいて、まったくアシを停めることができない。
ようやく一息つけたのは、9合目のサインがある大きな岩のあたり。
バックパックを下ろし、水分を補給する、ふぅ人心地つけた。
たどり着いたピークは、ここまでの急登がなかったようにフラットで、風が強くて雲が早く流れ、晴れてはいたけれどまぁまぁ寒い。
静かに三角点にタッチ、ありがとう。
少しだけ風をかわすことができるとことに下がり、バックパックを降ろし、山荘で持たせてもらったおにぎりを頬ばる。
うんまい、サイコー!