at the crack of dawn.



ホテルからテクテク歩いてクエノン川に架かる橋、というか堰まで。
日の出前、濃い霧、なにも見えない。
鳥の声にもまだ早いか。
川の流れる音だけがしじまに響いてる。

僕の他には一人、同じようにトライポッドを携えてる。
彼と “おはよう” の挨拶を交わす。

冷たい霧の中、ただただ時が行き過ぎるのを眺めてる。

いきなり、躊躇なく日本語で話しかけてきたのは、間違いなく関西のオバ・・・ご婦人。
長く海外に暮らしてきたけど、こういうのはなかなか珍しい。
ある意味、日本からの旅行者にフツーに日本人と思われるオーラを発してるんだな、と考えれば喜ぶべきか。。。

夜から少しずつ朝の時間へ、風景が変わっていく。
朝焼けに輝くモン・サン=ミシェルってわけにはいかなかったけど、まぁそれはそれ、静かな朝のいい時間だった。

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