adizero Japan 4 m






adidas
adizero Japan 4m
新しいランシューズ。

アディダスにおいて伝統的な “ジャパン” の名を冠したランニング・シューズ。

オフィシャルサイトによれば、、、
世界のトップマラソン選手たちに向けて日本のシューズクリエイター、大森敏明氏がデザインしたニュートラルシューズ。
レースの間も、速度を上げるトレーニングにも適した、足をしっかり固定するフィット感に仕上げている。次の一歩にエネルギーをリチャージする、高い反発力を誇るクッショニングも搭載。透湿性に優れ、まるで裸足で走っているかのように思えるほど軽いメッシュアッパーは、しっかりしたサポート力も発揮する。
・・・だそうである。

いつも使ってるソックスを履いて、試しにアシを突っこんでみると、全体的にタイト目なフィット、踵廻りのホールド感がイイ感触。
Continental製アウトソールだったり、Boost素材のミットソールだったり、TORSION SYSTEMだったり、もはやこのブランドの定番。
テクニカルに難しいことはわからないけど、いかにもな正統派なシュっとしたシェイプ、走りそう。

明るくビビットなカラーリングが美しい。
ショックシアン / ハイレゾイエロー / レジェンドマリン。
水色を全面に展開し、濃い青とレモンより少し淡い黄色のコーディネイション。
粗いメッシュのアッパーのテクスチャーにこのカラーリングが、とてもよくマッチしていて気持ちイイ。

個人的にはアッパーとミッドソールのアイダにある濃い青のライン、もちろん、ソレにもなんか機能的な役目があるんだろうとは思うけど、このラインがとにかくこのシューズを引き締めてソリッドにみせていて、とても気に入ってる。

Brooks Launch 5






ときどき訪れるスポーツショップ。
見るからにランナーなアシ、日焼けして引き締まってる店員さん。
僕のタイムと距離を聞いた後、走ってみろ、と店の中、僕を走らせる。
そんな一連のシークエンスを経て、これ試してみたら、と勧めてくれたのが、このシューズだった。

Brooks Launch 5
アメリカのランニング・シューズ・ブランド。
日本だと、アシックスみたいなポジションかな?

モチロン老舗だし、昔からこのブランドのロゴは知ってはいた。
でも、ココのシューズを履くのは初めて。

明度の高いブルーにオレンジのアクセント・カラー、なんかフレッシュ。
ちょっとワクワク、どんな走り心地なんだろう、僕の新しいランシューズ。

Renault Megane R.S.






ルノー メガーヌR.S.
ドイツのニュールブルクリンクにおいて、量産している前輪駆動車で最速の称号を持つ。
そんなハイパフォーマンスなフランス車をワインディングで思い存分走らせる機会を得た。

Cセグメントの2ボックスカー、それにパワフルなエンジンを載せ、ハイチューンのアシ廻りを奢った、所謂 “ホット・ハッチ” と呼ばれるカテゴリィのクルマ。


“オランジュ トニック M” というカラーコードを持つ、すこうしくすんだオレンジ・ボディ。
19インチの “INTERLAGOS” ホイールは、なんとなく初代アウディ R8のホイールに似ているような気がする。
アルカンタラのスポーツシートは高級感の演出というより、より実益にフォーカスしていて好み。
チープなカード・キィを受けとって、エンジンをスタートさせる。
センターマフラーからソレなりに勇ましいエクゾースト・ノートが如何にもハイパフォーマンス・カーです、って主張してる。

6速DCTのギアボックスをDにシフトして走りだす。
ワインディングに向かう、市街地を交通の流れに合わせて、フツーのスピードで走らせているだけでも、アシ廻りの良さを感じることができる。
もちろん、高荷重のハードなセッティングなんだろうけど、フリクションなくよく動いて街中の小さなギャップをそれほど不快に感じることなく、いなす。

やがて山にたどり着き、センターコンソールに設えてる “RSボタン” をポチッとしてスポーツモードを選択すれば、エクゾースト・ノートがたちまち勇ましくなる。
誰も走っていないワインディングを一気に加速していく。
最初はセレクターレバーを “D” レンジに固定したまま、峠道を行ったり来たり。
そして身体がクルマとコースに慣れてきたところで、パドルシフトを駆使して、自分のタイミングでギアをアップ&ダウン。
どちらかといえば、中高速のコーナーが続くこのワインディングを数往復。

ああ、いいなコレ。
走らせていてとても楽しい。

1.8リッターのターボ・エンジンは、暴力的というほどではなく必要充分なパワーとトルクをピックアップよくデリバーしてくれる。
6速ツインクラッチなギアボックスはクイックでクルマのキャラクターによく合ってる。
マクファーソンストラットをベースとしたサスペンションは、ハードな部類のアシ廻りではあるけれど、しなやかによく動く。
そのアシ廻りには、ブレンボのブレーキシステム、オートバイのそれのようにコントーローラブル。
トルクベクタリング電子制御ディファレンシャルがいい塩梅に効いてるのか、ハイパワーFFであることを特に意識させられることもなく、とにかくニュートラルでステイブルによく曲がっていく。

4輪操舵システムの恩恵はよくわからなかったけど、走行性能イノチなこのクルマに採用されるくらいだから、アシストしてくれてるんだろう、きっと。

そのムカシ、3代目ホンダ プレリュード。
世界初らしい機械式4WSが搭載されていて、先輩の紺色プレリュードを運転させてもらったとき、狭い路地にある駐車場に停めようとして、その動きのヘンさ加減に、ビックリしたもんだ。
たぶん、アレ以来だな、4輪操舵システム搭載のクルマをドライヴしたのは。。。

フランス車の例に漏れずといっていいのか、プラスチッキィーでチープなインテリア、そっけないディスプレイシステム、クラスからすれば、思いのほか横幅がある車体、その分グラマラスでカッコイイんだけど、意外に重い車重。

そのあたりのことを受け入れることができたなら、もうコレでいいんじゃない。
走ることを愉しむことに、これ以上何が必要なんだろう?
ポジティヴな意味で、そう思った。