レギュラー・シーズン終わりのニューヨーク・フィル、初夏の恒例イベント「Concerts in the Park」。
ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」第2楽章 “Goin’ Home” (遠き山に日は落ちて)からスタート。
放課後感ハンパない夕暮れのセントラルパーク。。。
レギュラー・シーズン終わりのニューヨーク・フィル、初夏の恒例イベント「Concerts in the Park」。
ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」第2楽章 “Goin’ Home” (遠き山に日は落ちて)からスタート。
放課後感ハンパない夕暮れのセントラルパーク。。。
New York Philharmonic / Alan Gilbert Season Finale [A Concert for Unity]
ニューヨーク・フィルの2016-2017 シーズン・ファイナル。
「A Concert For Unity」と題して、いつものニューヨークフィルのメンバー以外に世界中からゲストプレイヤーを招いて、ステージ上はたいへん賑やか。
シーズンを締め括る演出として、演奏の前に音楽監督であるアラン・ギルバート氏の挨拶や、アントニオ・グテーレス国連事務総長からのビデオ・レターが披露されました。
シーズン・ラストに選ばれた曲は、グスタフマーラー「交響曲第7番」
ギターや、マンドリンが楽団の中にいるちょっと変わった5楽章のピース。
もちろんアラン・ギルバート氏が指揮棒振って最後まで一気。
演奏の終わりの余韻を待つ間まもなく、喝采とスタンディング・オベイション。
一度袖に引っ込んだアラン・ギルバート氏はビール?らしき瓶を手に持って再び登場して、楽団員をパート毎にそれぞれ紹介し、最後にこの日集まったオーディエンスに手を振り、笑顔でステージを去って行きました。
アラン・ギルバート氏、母親が日本人のハーフ・ジャパニーズ。
日本人の演奏家も何人かこの楽団にはいます。
他にもアフリカ系や韓国系や中国系、ユダヤ系など種々雑多な人種構成なのは、ダイバーシティーなこの街らしいともいえる?
そして今シーズンをもってアラン・ギルバート氏はニューヨーク・フィルの音楽監督を退くことになっています。
ニューヨーク・フィルハーモニックにとって初めての地元ニューヨーク出身の音楽監督として2009年の就任当時は大きな話題になりました。
個人的にアラン・ギルバート氏が指揮するニューヨーク・フィルを聞くのは今シーズンが最初で最後の一年でもあり、どんなもんかと期待していました。
そんなわけで、この10ヶ月間、サブ・スクライバーとなって毎月ディヴィッド・ゲフィン・ホールにアシを運んだわけです。
で、一年を通してアラン・ギルバート氏の音楽を聴いてきて思ったことは、ロリン・マゼール氏の時代のニューヨーク・フィルの音のほうが好きだったな、ということ。。。
・・・まぁ、それはソレとして、来シーズンの新しい音楽監督が創る新しいニューヨーク・フィルの音を愉しみにしておくことにしよう。
Peter Luger Stake House
このお店のステーキを食べたのは何年ぶりだろう?
ランチの時間を過ぎた中途半端な時間。
それでもウエイティング・バーには沢山の人達。。。
昼と夜の間のそんな時間になったのは、単純にその時間にしか予約がとれなかったから。
まずはピーター・ルーガー・オリジナルブランドのドラフトビールで乾杯。
このお店の看板、ドライエイジド・プライム・ビーフのステーキをミディアム・レアで3人前。
フレンチ・フライド・ポテト、オニオン・リング、そしてクリームド・スペナッチをサイドに。
ステーキが焼き上がるまでにブレット&バターがサーヴされるけど、グッと我慢。
やがて運ばれてきたミディアム・レアのステーキ。
ウエイターが有無を言わさずに取りわけてくる。
オリジナルソースもあるけど、ステーキから溢れた肉汁をかけて食べるだけで充分に美味しい。
それでも、短調な味ではあるので、後半はオリジナルソースを添えてちょっと変化をつけるのもイイ。
食後の口直しにコーヒーを、そしてデザートにルーガーズ・スペシャル “ホーリィ・カウ” ホット・ファッジ・サンデーを。。。
それほど美味しいというモノではないけれど、まぁ、冗談みたないなものだし、これもお約束。
すべての食事を終えたテーブルに、ウエイターがポケットから無造作にじゃららじゃらと置いてくれたコインをモチーフにしたオリジナル・チョコレート。
お土産として持って帰った。
現代的に洗練された料理でも雰囲気でもないけれど、昔のアメリカ、ニューヨークのスタイルを今でも味わえるお店。
着飾る必要もなく、気軽な雰囲気で伝統的なニクニクしい肉を喰らう。。。
これぞザ・アメリカン。
それぞれに趣向を凝らしたステーキハウスが乱立しているここ最近のマンハッタン、わざわざブルックリンまで、しかもちょっと行きにくいロケイションではあるけれど、そういうのも含めてタマにはいいかも。
ご馳走さまでした。
また何年か後に食べにいこう。