US Open Tennis 2017

A・マレー、N・ジョコビッチ、M・ラオニッチ、そしてディフェンディング・チャンピオンのS・ワウリンカ、なによりも我らが錦織圭といったトップ選手達がケガで欠場している2017年のUSオープン・テニス。

迎えた最終日、男子シングルス決勝戦。
ビール(長年この大会のスポンサーを続けてくれている Heineken に敬意を表し、2週間のUSオープン期間中に飲むビールはもちろん、あの緑色のボトル。)を飲みつつ自宅のSONYで観戦。
試合は、ランキング1位のR・ナダルが危なげなく快勝、モンクなく強かった。
一時期ケガもあり調子を崩してる時もあったけど、去年あたりからまた上向いてきた感じ。
今大会は心身共にグッド・シェイプにみえた。

結局今年は、クウォータ・ファイナルを観るために、ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターへ一回だけアシをはこんで、あとはTV観戦。
どこかのメデイア・フォトグラファーが履いていた、アメリカンなデザインのデッキシューズがスレンダーにフィットしてて、ナイスな今年のフラッシング・メドウズだった。

Sloane Stephens

 

 

US Open Tennis 2017
8月の最終週、夏の終わりを告げるために、USオープンテニスがニューヨークにやってきた。

今年のUSオープンの女子シングルスは、セリーナ・ウイリアムスが欠場する中、ワイルドカードで出場権を得たマリア・シャラポワの復帰、この大会が始まる時点でランキング1位のカロリーナ・プリスコバの戦績いかんによっては、先のウィンブルドンを制したガルビネ・ムグルッサがナンバーワンになる可能性をもった混沌とした状況だった。

レイバー・デイのロング・ウィークエンドを挟んで、セカンドウイークに入った、ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターへ観戦にいってきた。
この日の対戦カードは、こういってはアレだけど、かなり地味目、、、いったい誰に何の思いを込めて応援すればいいのやら。。。

そして、TVで観戦していた土曜日の決勝戦。
アーサー・アッシュ・スタジアムのクウォータ・ファイナルでラトビアの選手を破った地元アメリカ、スローン・スティーブンスが決勝で相対するのは、同じくアメリカのマディソン・キーズ。
アメリカ人の、アメリカ人による、アメリカ人のための決勝戦。

まぁ、マディソン・キーズがそのランキングどおりに優勝するのだろう、そう簡単に考えていた。
しかーし、フタを開けてみると意外や意外にスローン・スティーブンスの快勝だった。
うーん、クオーター・ファイナルで観ていた感じだと、そこまで強い選手に思えなかったのだけど、そこは僕に見る目がなかったのだろう。。
なにはともあれ、新しいシンデレラの誕生を祝福しよう。

Rei Kawakubo / Comme des Garçons Art of the In-Between







THE MET(メトロポリタン・ミュージアム)で開催されていた「Rei Kawakubo / Comme des Garçons Art of the In-Between」を観るためにいってきた。

5月から開催されてたエキシビション。

会場となっている2階のギャラリィは、ほとんどフィナーレといったタイミングだったにもかかわらず、あるいはフィナーレだからこそなのか、たくさんのオーディエンスで埋められていた。

ディスプレイされているそれぞれのデザインとそのユニークさについて、どれほどその本質を理解できるのか、ファッショニスタではない僕には、残念ながら何かを語ることができるほどの深みも厚みも持ちあわせてはいなかった。
ただ麗しく美しかった。

しかし、このこのエキシビションに訪れていた個性豊かなオーディエンスたちの素敵な装いは、氏のデザインとブランドがいかに愛されているのか、鮮やかに語っていたんじゃないかと思う。

“ MY Clothes and the spaces they inhabit are inseparable – they  are one and the same. They convey the same vision, the same message, and he same sense of values.”

このエキシビジョンのために、リーフレットに記載されていた川久保玲氏からのメッセイジ。