Pictures at an Exhibition.

クリスマスから一段と寒さが増してきて、毎日の最高気温が氷点下が続くそんな2017年最後の週。
寒い寒い夜、厚手のコートを羽織ってリンカーンセンターへ。
いつものディヴィッド・ゲフィン・ホール。
ニューヨーク・フィル・オーケストラ。

Conductor : Bramwell Tovey
Piano : Yefim Bronfman

Smetana 「The Bartered Bride Overture」
Bartok 「Piano Concerto No. 2」
Mussorgsky / Orch. Ravel 「Pictures at an Exhibition」

インターミッションをはさんで、後半。
ムソルグスキー作曲、ラヴェルの管弦楽編曲版「展覧会の絵」
好きな一曲。
美しくなめらかな演奏がとても良かった。これが新しいニューヨークフィルの音なのかな?それならいいな。

スタンディング・オベイション、万雷の拍手。。

いい気分でディヴィッド・ゲフィン・ホールを後に。
寒い、冷たい、イタい!
コートの襟を立て、遅い夕飯を摂るために足早にレストランを目指した。。

christmas time in the city.

 

クリスマス・イヴ。
そこまで寒くもないし、すこし散歩でも、とまだ陽があるうちにアパートをでた。
6番街を北へ下り、ラジオシティ・ミュージック・ホールを横目に睨みつつ、ブライアント・パークまで歩き、そこから東へ向かい、グランドセントラル駅に着いた頃にはすっかり陽が落ち、気温もドロップ、かなり寒くなってきた。

グランドセントラル駅で少し身体を温め、マディソン街を横切り5番街へ。
ロックフェラー・センターは沢山の人、ひと、ヒト。。。
世界中から集まってきている観光客の波にもまれながら、なんとかアイス・スケート・リンクの端にたどり着いた頃には、すっかり身体が冷えきってしまった。
流されるままに写真を撮り、大混雑のロックフェラー・センターを後にして、5番街を北へ歩き、ザ・プラザのある59丁目の角まできて、ようやく喧噪から解放される。

その後は、北へ寒さに震えながら歩きアッパーイーストサイドまで。
3番街と78丁目の角にある「HARBS」へ。
大きな苺の粒が贅沢にのっているストロベリィ・ケーキ、しかもホール買い。
クリスマスだからね。

受けとる箱はズッシリ量感をたたえてる。お店を出ると、ミゾレのような雪が降り始めていた。
タクシーに手を上げて、公園の反対側のアドレスを告げる。。。

特別なイヴェントなかったけど、それはそれで静かなクリスマス・タイム、そんな12月のニューヨーク。

Andrea Bocelli at Madison Square Garden.

 

 

 

知人に招待していただいて、アンドレア・ボチェッリのライヴへいそいそとMSG(マディソン・スクエア・ガーデン)まで

雪がちらほらと舞いおちる、夜のマンハッタンは大渋滞。
44丁目でクルマを諦め、歩く。
この日は氷点下の気温で、風も強く、凍てつく寒さ。
人混みのマディソン・スクエア・ガーデン、凍えながらようやくたどり着き、エレヴェーターで上の階へ。
LEXUSの名を冠したスウィートは、いかにもソーシャライズ。
社交性ほぼゼロな日本人、 “a wallflower” になるのは、しょうがない。ギャルソン?に勧められるままに、あおるグラス・・・まぁ、それくらいしか出来ることはなかった。
そんなアウェーな空気のボクに、気軽に話しかけてきてくれるアメリカ人。
たすかるー。

そして、予定の時間より10分ほど遅れて、オーケストラが音を奏ではじめる。
夜のはじまりはじまり。。。

The New York Choral Society
Caroline Campbell
Larisa Martínez
Heather Headley
Kristin Chenoweth
Joseph Calleja
Brittany O’Connor

ソプラノ、テノール、ヴァイオリン、シンガー、アクトレス、バレエ・ダンサー、コーラス、、、多数/多彩なゲストがステージを彩り、12月のニューヨーク、クリスマス・シーズンらしいゴージャスでポップなコンサートでした。