SONY DRC-RX100M3

このカメラがアナウンスされた時にこのブログは始まった。
・・・ハズだった。

それまでも、小さなイメージセンサーを搭載していたコンパクトカメラを持っていたし、日々のメモに使ってもいたけど、携帯電話・・・スマートフォン・・・というか、iPhoneのカメラのクオリティがモデルチェンジのたびに向上してきたことによって、メモ用にはiPhoneのカメラで充分だなと。

そんな時にアナウンスされたのが、このカメラだった。
1インチ・サイズのイメージセンサーを使っていたシリーズには以前から注目してはいたのだけど、いまひとつ手に入れるまでには至らなかった。
その大きな理由は、 “ヴュー・ファインダー” がナイ。
これに尽きる。
どんなカタチだったとしても、カメラには “ヴュー・ファインダー” がやはり必要なんだ。
もちろん、このモデル以前にもコンパクトカメラに “ヴュー・ファインダー” を搭載していたカメラはあったし、それらの幾つかを使ったこともあるけど、長く使用するにはいたらなかった。
それは “ヴュー・ファインダー” がデタッチャブルだったり、イメージセンサーのサイズによる制約に起因する生成される画像のクオリティだったり、といった理由からだった。
それなら、iPhoneでイイんじゃないかと。。。

そんなタイミングでリリースされたこのカメラを手に入れたのが、2014年の初夏。
それから三度目の新しい夏がやってこようとしている。

このカメラで沢山のスケッチしてきた。

そんなこんなで、このブログは今現在と2014年から続く時間とを時折クロスオーバーしながら、スケッチしていくことになる。

a matinee concert.

 

 

 

ニューヨーク・フィルハーモニックのマチネコンサートを愉しみに昼下がりのリンカーンセンターへ。

この日の演奏曲。
シューベルト:ピアノ五重奏曲 イ長調
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調

夜のニューヨーク・フィルの雰囲気とはまた違っていて、楽章の間で拍手があったり、携帯電話の着信音が響いたり、マチネならではの客層といったらいいのか・・・
カジュアルな服装での観劇が受け入れられているこの街らしいともいえるかな。

コンサートが終わってディヴィッド・ゲフィン・ホールを後にすると、曇ってはいるけど、外はまだまだ明るい時間帯。
リンカーンセンターの噴水も賑やかにスプラッシュしていた。