a wine paradise.








サン=テミリオン。
あっちもこっちも、どこもかしこも美しく整備されてる。
そんな小さなワインの村をブラブラと気の向くまま散策。

いいお天気。
馬を使って畑を耕してるらしき女性達にしばし魅入る。

何してんの?
ぼぉーっと眺めてる僕、笑顔をくれた女性に声をかける。

畑を耕してんのよ。
なんで馬?
ココでは、一切の機械を使わずに葡萄を育ててるからよ。
へー、なかなかオモシロそうだね、はじめてみたよこういうの。
そうなの?まぁでも、それなりにタイヘンなものなのよ。

なかなか言うことを聞かない馬たちに手を焼きながら、朗らかに笑う彼女達になんとなく違うフランスをみたような気がした。

美しい小さな村。
ワイン好きの人なら一週間いても飽きないんじゃないだろうか。
どこかへ旅すると、その土地のワインを必ず持ちかえってくる友人のことを想う。
彼女のようなヒトには、きっとパラダイスのようなところなんだろうな、ココ。

Saint-Émilion






ボルドーからいいリズムでクルマを走らせ、小一時間。
サン=テミリオン。
住民2000人くらいの小さな村。
それはまるで、お伽噺にみた世界のような、中世ヨーロッパの町並み。
本当に、ほんとうに美しい。

Bordeaux








ボルドー市、その中でも市街地は「月の港ボルドー」と呼ばれ、ガロンヌ川の三日月形に湾曲部に発達した都市。

「クレセント・シティー」アメリカ合衆国、ディープサウス、ミシシッピ川沿い、湾曲部にあるルイジアナ州の都市、ニュー・オリンズ。

はじめて暮らした外国の町。

フレンチ・クォーター、カフェデュモンドの甘いあまいベニエ、ガンボー、クローフィッシュ、ケイジャンにクレオール・・・あの町はかつてフレンチ・コロニーだったな。
ゆったりとたゆたう濁った川、その川ベリに大きな広場があって、人々が集っていて、、、ボルドーとニュー・オリンズ、雰囲気はなんとなく似てるかな。