happy new year.

新年はメキシコシティで迎えた。

宿泊していたブティーク・ホテルのレストランでニューイヤーズ・パーティ。
プリ・フィクスの料理とアルコール。
そしてカウントダウン。
年越しに合わせて「幸運を呼ぶ12粒のぶどう」をシャンペインと共にいただく。
スペインの風習で、年越しに鳴らされる、12回の鐘の音に合わせて、ぶどうを一粒づつ食べることで、その一年は幸運になるんだそうだ。
そうメキシコ人のスタッフが教えてくれた。

カウントダウンとハッピィ・ニューイヤーを終えて部屋に戻ると、Happy New Yearのケーキが用意されていた。
もうお腹いっぱい。。

Pictures at an Exhibition.

クリスマスから一段と寒さが増してきて、毎日の最高気温が氷点下が続くそんな2017年最後の週。
寒い寒い夜、厚手のコートを羽織ってリンカーンセンターへ。
いつものディヴィッド・ゲフィン・ホール。
ニューヨーク・フィル・オーケストラ。

Conductor : Bramwell Tovey
Piano : Yefim Bronfman

Smetana 「The Bartered Bride Overture」
Bartok 「Piano Concerto No. 2」
Mussorgsky / Orch. Ravel 「Pictures at an Exhibition」

インターミッションをはさんで、後半。
ムソルグスキー作曲、ラヴェルの管弦楽編曲版「展覧会の絵」
好きな一曲。
美しくなめらかな演奏がとても良かった。これが新しいニューヨークフィルの音なのかな?それならいいな。

スタンディング・オベイション、万雷の拍手。。

いい気分でディヴィッド・ゲフィン・ホールを後に。
寒い、冷たい、イタい!
コートの襟を立て、遅い夕飯を摂るために足早にレストランを目指した。。

christmas time in the city.

 

クリスマス・イヴ。
そこまで寒くもないし、すこし散歩でも、とまだ陽があるうちにアパートをでた。
6番街を北へ下り、ラジオシティ・ミュージック・ホールを横目に睨みつつ、ブライアント・パークまで歩き、そこから東へ向かい、グランドセントラル駅に着いた頃にはすっかり陽が落ち、気温もドロップ、かなり寒くなってきた。

グランドセントラル駅で少し身体を温め、マディソン街を横切り5番街へ。
ロックフェラー・センターは沢山の人、ひと、ヒト。。。
世界中から集まってきている観光客の波にもまれながら、なんとかアイス・スケート・リンクの端にたどり着いた頃には、すっかり身体が冷えきってしまった。
流されるままに写真を撮り、大混雑のロックフェラー・センターを後にして、5番街を北へ歩き、ザ・プラザのある59丁目の角まできて、ようやく喧噪から解放される。

その後は、北へ寒さに震えながら歩きアッパーイーストサイドまで。
3番街と78丁目の角にある「HARBS」へ。
大きな苺の粒が贅沢にのっているストロベリィ・ケーキ、しかもホール買い。
クリスマスだからね。

受けとる箱はズッシリ量感をたたえてる。お店を出ると、ミゾレのような雪が降り始めていた。
タクシーに手を上げて、公園の反対側のアドレスを告げる。。。

特別なイヴェントなかったけど、それはそれで静かなクリスマス・タイム、そんな12月のニューヨーク。