カナダグースかモンクレールのダウンコート、ソレルやカミックあたりのスノーブーツとのコンビネイション。
ヘヴィーデューティーなアウトフィットの人ばかりがセントラルパークに集う。
そんな一日が冬のニューヨークにはある。
winter park.
ニューヨークの冬。
寒い、とにかく寒い。
冷たい、とにかく冷たい。
年末、クリスマスあたりから冷え込んできて、1日の最高気温が摂氏零度以下なんて日が何日も続いてる。
公園にある池は全て凍ってて、その凍った池の上を渡る勇者多数。
それをみつけて、コラー!っと叫ぶNYPDのオフィサー多数。。
あんなにいたセントラルパーク・ランナー達、どこにいってしまったんだろう?
前から不思議に思っていたんだけど、たまたま知り合ったドイツ人によれば、冬はジムのトレッドミルを使って走るんだ、って。
でも、みんな同じように考えるから、ジムのトレッドミルはいつも混んでいて、走りたいと思った時に走れなかったりすることが多いから、結局、アパートにルームランナーを買って、好きなときにいつでも走るようになった、って。。
christmas time in the city.
クリスマス・イヴ。
そこまで寒くもないし、すこし散歩でも、とまだ陽があるうちにアパートをでた。
6番街を北へ下り、ラジオシティ・ミュージック・ホールを横目に睨みつつ、ブライアント・パークまで歩き、そこから東へ向かい、グランドセントラル駅に着いた頃にはすっかり陽が落ち、気温もドロップ、かなり寒くなってきた。
グランドセントラル駅で少し身体を温め、マディソン街を横切り5番街へ。
ロックフェラー・センターは沢山の人、ひと、ヒト。。。
世界中から集まってきている観光客の波にもまれながら、なんとかアイス・スケート・リンクの端にたどり着いた頃には、すっかり身体が冷えきってしまった。
流されるままに写真を撮り、大混雑のロックフェラー・センターを後にして、5番街を北へ歩き、ザ・プラザのある59丁目の角まできて、ようやく喧噪から解放される。
その後は、北へ寒さに震えながら歩きアッパーイーストサイドまで。
3番街と78丁目の角にある「HARBS」へ。
大きな苺の粒が贅沢にのっているストロベリィ・ケーキ、しかもホール買い。
クリスマスだからね。
受けとる箱はズッシリ量感をたたえてる。お店を出ると、ミゾレのような雪が降り始めていた。
タクシーに手を上げて、公園の反対側のアドレスを告げる。。。
特別なイヴェントなかったけど、それはそれで静かなクリスマス・タイム、そんな12月のニューヨーク。