Psychedelic Hip






KEEN UNEEK / ORIGINAL TIE DYE/BIRCH
夏のサンダルを買った。
あまりにも暑くて。
KEENの定番、ユニーク。
ORIGINAL TIE DYE/BIRCHというモデル。

最初は夏らしいホワイトとか、ベージュあたりの明るい色、爽やかな感じで履けていいかな、と考えてた。
だがしかし、この蒸発してしまいそうな夏にアタマがやられてしまったのか、買ってしまったのは、なんかすんごいカラー。
なに?サイケでヒップで、レインボウカラーっていうの?

吉川晃司の楽曲で「サイケデリックHIP」っていうのがある。
それは彼がリリースしたオリジナル・アルバムとしては4枚目になる「MODERN TIME」に収録されていたナンバーで、彼自身が作詞作曲したピースだった。
それまでの3枚のアルバムは、いかにもアイドル然としてた当時のJポップって感じだったけど、この4枚目の「MODERN TIME」から “吉川晃司” そのものが色濃く表れてくるようになったな、と思ってる。
1枚目のアルバム「パラシュートが落ちた夏」はいかにも当時のアイドルチックな体裁でリリースされ、2枚目のアルバム「LA VIE EN ROSE」は角松敏生的とでもいうのかな、シティ・ポップな雰囲気を纏った夏っぽいサウンドだったし、それも好きだだったけど。
3枚目のアルバム「INNOCENT SKY」は、当時のアイドルとは明らかに違ったベクトルで音楽を指向したミュージシャンとしての “吉川晃司” が現れてきていて、いまでも好きな一枚。
少年時代の僕に、彼は、なんというか、憧れのヒーローだった。

その後にリリースされた「SATISFACTION FAKE」というリミックスアルバムに、ダンスチューンにアレンジされた「Psychedelic Hip」が収録されていて、これもクールな1ピースだったな。

先日東京ドームで開催された、布袋寅泰とのユニットである “COMPLEX” としての名義で能登半島地震の復興支援チャリティー・コンサート「日本一心」で、彼と布袋寅泰を久しぶりに観た。
カッコよかった。
いまでも、あの頃のようにグッドシェイプで、吉川(あえて呼び捨て!)はいまもキッカワのままで、やっぱりカッコよかった。

しかし、あらためてながめてみても、このサイケでヒップなサンダル・・・テイストぢゃないなー。。。
どうしてこんなの買ったんだろ?
ぜんぶこの夏の暑さのセイ、そうに違いない、間違いない!

SCARPA MONT BLANC PRO GTX






SCARPA MONT BLANC PRO GTX
新しいトレッキング・シューズがやってきた。
冬山用のモノ。

今さらながら登山用のシューズって、なかなかムツカシイ。
アシにフィットしてるかどうかとは別にそれぞれのブランドのイメイヂやデザイン、サイズ感、特にこういったテクニカル・ウエアの場合、それが持つスキルアップへの可能性等など、長く使うものだから、いろいろチョイスするためのポイントってあるのかな、と思う。

イロイロ履いてみた、登山ショップで。
実際のところ、どうチョイスすればいいのかわからなかった。
気になるいくつかのシューズ、在庫のあるもののなかから、それぞれ2サイズ出してもらって、試し履きしてみる。
うーん、それぞれに微妙に違った特徴があって、これだ!って決め手がナイ。
店員さんは特定のブランドをことさら勧めようとはしない。
同じようにシューズを試し履きしていた山慣れた感じの女性が、僕の足元をみて「ザ・スポルティバ、って感じ!」 とどちらかいえば好意的にコメントしてくれた。
そう、 スポルティバのシューズかな、と思っていたりはしたんだよね、夏靴もエクイリビウムだし。
でも、ソレもどうだろう、と生来のアマノジャクなセーカクがでたというのか、今回はスカルパのこのシューズをチョイスした。
クランポン装着を前提としているためか全体的に剛性感が高く堅い、お約束のヴィブラム製アウトソールに、ゴテックスのアッパーといった、ザ・定番!なコンビネイション。
しかし、対照的に驚くほどフレキシブルに動く足首のホールド、なんだろこのフィーリング?
まぁ、こっちもイタリアン・ブランドだし、そんなに変わんないでしょ?

オレンヂなスエードとブラックのコントラスト・カラーはシックというほどでないけど、まぁ、ビジーではないとはいえるかな。
LA SPORTIVAとは違ったフィット感、それがどういった効果と結果をもたらすのか、実際のフィールドで履いてみたいって思った。
雪よ降れ、積もれ。

LA SPORTIVA AEQUILIBRIUM ST GTX







LA SPORTIVA AEQUILIBRIUM ST GTX
新しいトレッキング・シューズがやってきた。
昨年リリースされたスポルティバのこのシューズ、入荷量が少なかったらしくあっという間にソルドアウト。

待つこと一年近く・・・
スポルティバらしいヴィヴィットなカラーリングのコスメテック。まぁ、イタリアンだしね。
シンセテック素材の細かなパターンが新時代のマテリアル感を演出してる、、、んだろうな。
あまり派手なアピアランスは望んではいないのだけど、仕方ない、他にチョイスがないんだから。

「DOUBLE HEEL」や「3D FLEX SYSTEM EVO」といった新しいギミックがフィチャーされてて、きっとイイんだろ、たぶん。
他には、ゴテクスにヴィブラム、この手のギアには定番のマテリアル。
じーっと細かくみていくと、なんか細かな造りが雑なような・・・
“Made in EU” なんだけど、なんかディティルが甘い。
これでOKなのがイタリアン・ブランドならでは、なのか?
・・・まぁイイ、山で一回履けば、どうせキズだらけになって、細かなことなんか気にならなくなるだろうし。

しかし、まぁ、ミーハー。
いや、きっとそうなんだろうけど、やはり新しいシューズにワクワクが止まらない。
はやく山いって履いてみたい。