Teotihuacan

 

テオティワカン。
メキシコ・シティからのエクスカーションとしてもっともポピュラーなスポット。
ここだけは、出発前に現地からのツアーを申し込んでいた。
早朝、指定の時間にホテルにピックアップに来るハズなんだけど、予定の時間を15分過ぎてもそれらしきクルマはあらわれない。
ツアー会社に電話すると、今から行きます、と。
オイッ!
まぁ無事にツアーに参加できたから、いいんだけど。

年末のこの日は曇っていて、Tシャツ一枚ってわけにはいかなかったけど、それでも「月のピラミッド」の階段を登りきると一気に汗ができきた。
高さ47メートル、頂上から「死者の大通り」を見渡す。
さえぎるモノが何もないからなのか、風が強い。
「太陽のピラミッド」の階段はとても急で、頑張って登りきった人達の多くは頂上で座り込んでいる。
メキシコの高地を渡る風が冷たくて心地いい。

「太陽のピラミッド」の急な階段を慎重に降りた頃にはすっかりお腹が空いていた。
それでも、ガイドの説明を聞きながらツアーの進行は続く。。

happy new year.

新年はメキシコシティで迎えた。

宿泊していたブティーク・ホテルのレストランでニューイヤーズ・パーティ。
プリ・フィクスの料理とアルコール。
そしてカウントダウン。
年越しに合わせて「幸運を呼ぶ12粒のぶどう」をシャンペインと共にいただく。
スペインの風習で、年越しに鳴らされる、12回の鐘の音に合わせて、ぶどうを一粒づつ食べることで、その一年は幸運になるんだそうだ。
そうメキシコ人のスタッフが教えてくれた。

カウントダウンとハッピィ・ニューイヤーを終えて部屋に戻ると、Happy New Yearのケーキが用意されていた。
もうお腹いっぱい。。

Pictures at an Exhibition.

クリスマスから一段と寒さが増してきて、毎日の最高気温が氷点下が続くそんな2017年最後の週。
寒い寒い夜、厚手のコートを羽織ってリンカーンセンターへ。
いつものディヴィッド・ゲフィン・ホール。
ニューヨーク・フィル・オーケストラ。

Conductor : Bramwell Tovey
Piano : Yefim Bronfman

Smetana 「The Bartered Bride Overture」
Bartok 「Piano Concerto No. 2」
Mussorgsky / Orch. Ravel 「Pictures at an Exhibition」

インターミッションをはさんで、後半。
ムソルグスキー作曲、ラヴェルの管弦楽編曲版「展覧会の絵」
好きな一曲。
美しくなめらかな演奏がとても良かった。これが新しいニューヨークフィルの音なのかな?それならいいな。

スタンディング・オベイション、万雷の拍手。。

いい気分でディヴィッド・ゲフィン・ホールを後に。
寒い、冷たい、イタい!
コートの襟を立て、遅い夕飯を摂るために足早にレストランを目指した。。