Teotihuacan

 

テオティワカン。
メキシコ・シティからのエクスカーションとしてもっともポピュラーなスポット。
ここだけは、出発前に現地からのツアーを申し込んでいた。
早朝、指定の時間にホテルにピックアップに来るハズなんだけど、予定の時間を15分過ぎてもそれらしきクルマはあらわれない。
ツアー会社に電話すると、今から行きます、と。
オイッ!
まぁ無事にツアーに参加できたから、いいんだけど。

年末のこの日は曇っていて、Tシャツ一枚ってわけにはいかなかったけど、それでも「月のピラミッド」の階段を登りきると一気に汗ができきた。
高さ47メートル、頂上から「死者の大通り」を見渡す。
さえぎるモノが何もないからなのか、風が強い。
「太陽のピラミッド」の階段はとても急で、頑張って登りきった人達の多くは頂上で座り込んでいる。
メキシコの高地を渡る風が冷たくて心地いい。

「太陽のピラミッド」の急な階段を慎重に降りた頃にはすっかりお腹が空いていた。
それでも、ガイドの説明を聞きながらツアーの進行は続く。。

happy new year.

新年はメキシコシティで迎えた。

宿泊していたブティーク・ホテルのレストランでニューイヤーズ・パーティ。
プリ・フィクスの料理とアルコール。
そしてカウントダウン。
年越しに合わせて「幸運を呼ぶ12粒のぶどう」をシャンペインと共にいただく。
スペインの風習で、年越しに鳴らされる、12回の鐘の音に合わせて、ぶどうを一粒づつ食べることで、その一年は幸運になるんだそうだ。
そうメキシコ人のスタッフが教えてくれた。

カウントダウンとハッピィ・ニューイヤーを終えて部屋に戻ると、Happy New Yearのケーキが用意されていた。
もうお腹いっぱい。。

christmas time in the city.

 

クリスマス・イヴ。
そこまで寒くもないし、すこし散歩でも、とまだ陽があるうちにアパートをでた。
6番街を北へ下り、ラジオシティ・ミュージック・ホールを横目に睨みつつ、ブライアント・パークまで歩き、そこから東へ向かい、グランドセントラル駅に着いた頃にはすっかり陽が落ち、気温もドロップ、かなり寒くなってきた。

グランドセントラル駅で少し身体を温め、マディソン街を横切り5番街へ。
ロックフェラー・センターは沢山の人、ひと、ヒト。。。
世界中から集まってきている観光客の波にもまれながら、なんとかアイス・スケート・リンクの端にたどり着いた頃には、すっかり身体が冷えきってしまった。
流されるままに写真を撮り、大混雑のロックフェラー・センターを後にして、5番街を北へ歩き、ザ・プラザのある59丁目の角まできて、ようやく喧噪から解放される。

その後は、北へ寒さに震えながら歩きアッパーイーストサイドまで。
3番街と78丁目の角にある「HARBS」へ。
大きな苺の粒が贅沢にのっているストロベリィ・ケーキ、しかもホール買い。
クリスマスだからね。

受けとる箱はズッシリ量感をたたえてる。お店を出ると、ミゾレのような雪が降り始めていた。
タクシーに手を上げて、公園の反対側のアドレスを告げる。。。

特別なイヴェントなかったけど、それはそれで静かなクリスマス・タイム、そんな12月のニューヨーク。