Roland-Garros

シャルル・ドゴール空港に到着して、パスポート・コントロールをパスしたときには、錦織選手のロラン・ギャロスは終わっていた。
ソレを知ったのは、空港ロビーで購入した Orange のSIMカードをiPhoneに差したときだった。
出発が1日遅れたのがイタかった。

いろいろあったし、まぁ仕方ない。

カルチェラタン、ソルボンヌ大学の近所にあるホテルにチェック・インして、フレンチオープンのサイトにアクセスして翌日のトーナメント・スケジュールを確認。

フィリップ・シャトリエ・コートはソルドアウト。
スザンヌ・ランラン・コートもソルドアウト。。。
うーん、そうだよね。。
でも、この時期のパリにいるんだしね。
・・・まぁ、なんとかなるだろう。

ジェネラル・アドミッション・チケットだけ予約して、翌日のスタッド・ロラン・ギャロスに向かうことにして、夕方の散歩にでかけよう。
ココは夏が始まったばかりのパリ、セーヌに沿って左岸を歩こう。

the snow storm.

カナダグースかモンクレールのダウンコート、ソレルやカミックあたりのスノーブーツとのコンビネイション。
ヘヴィーデューティーなアウトフィットの人ばかりがセントラルパークに集う。
そんな一日が冬のニューヨークにはある。

Tula

ホテル・コンシェルジェのお勧めで、車をチャーターしていくつかの遺跡/史跡を巡ってみた。
ガイドを兼ねるメキシコ人のドライバーがなんとも親切なヒトで、大晦日なのにも関わらず時間いっぱいアレンジしていくつかの遺跡と史跡を巡りつつスペイン語混じりの英語で丁寧に説明してくれた。

そのなかで印象に残ったのが、メキシコシティの中心部のから北へ、高速道路を使って2時間とちょっとの距離にあるトゥーラ遺跡。
ティオティワカン後、トルテカ帝国の遺跡らしい。
乾いた大地に大きなサボテン、そんな道をしばらく歩く。
その先に山に囲まれたトゥーラの街を見下ろす高台に築かれたピラミッド。
風がキレイに渡る、こぢんまりとした遺跡は、なんかノンビリしていて、応じて訪れる人の数もいい案配。

ピラミッドの上から街を見渡しながら、その年最後の日を、午後の時間を少しだけ止めて、風に流されていく雲を眺めてた。
イイ時間だった。