Casa Pancho







Casa Pancho
その夜3軒目のドアを開けた頃には、夜のいい時間になっていた。
チャーミングなホテルフロントが勧めてくれた店のひとつ、このバルがなんともよかった。
料理が美味しくて、店員が陽気で、客が溢れていて、とにかく活気があって。

ピンチョス。
小さなポーションでいろいろなチョイスがあって、独り旅でもアレやコレやと愉しめる。
しかし、まぁ、全体的に、味が濃くて塩っぱい。
バルなんだし、お酒を飲ませるためのツマミなわけだから、それはそれで理にかなってる。
美味しいんだけど、とにかくお酒が進む、すすむ。
短時間で酔っ払いの出来上がり。
効率がイイといえばいいのか?

外にでると、少し肌寒くて、雨に濡れたタングステン色の古い町並みはキレイだった。

次の夜、このバルの前を通りがかったとき、スタッフが手を振って手招きする。そのフレンドリィな笑顔に2晩続けてこの店で食事することになった。
いい店だった、な。

Fonda El Refugio

 

 

3泊4日、メキシコシティ滞在中に食べたのは主に地元メキシコ料理。

とはいっても、朝食はすべてホテルのレストラン。
昼食はといえば、空港のラウンジだったり、ティオティワカン観光では昼食が含まれてたし、トゥーラに行ったときは、時間なくて、給油のために立ち寄ったガソリンスタンドで手に入れた、スナックだったり、、、

まぁ、夕飯はちょっとリッチなレストランで食べるのもイイかなと思ってたけど、大晦日の夕飯はホテルでのニューイヤーズ・パーティだったから、自由になるのは2晩のみ。

そんな二晩で訪れたレストランが、La OperaとFonda El Refugio。
La Operaはいかにも老舗らしい雰囲気があって良かった。
しかし、より印象に残ったのは Fonda El Refugio。
それなりに高級な部類のレストランということになっているけど、お店のデザイン、内装、接客、あまりかしこまっているわけでもなく、かわいらしいムードで、ドレスコードにそれほど気を遣う必要もなく、旅人としてはありがたい。
それでも、給仕はキチンと節度があり、皿はどれも美しくサーヴされ、盛り付けられた料理はメキシコらしさに彩られてる。

ローカルブランドのビールにワカモレ、グリルした鶏肉をスパイスが効いたチョコーレートソースでいただく、モーレ・ポブラーノ。甘いでもなく、辛いでもなく、少し苦みがあり濃くてコクがある。これまでに食べたことのない味で面白かった。
伝統のメキシコ料理。
自分のテイストに合うときもあれば、そうでない時ももちろんある、旅先の食事はいつも驚きがあって愉しい。

クリーム・ブリュレにコーヒーをデザートにいただくと、もうお腹いっぱい。
ソナ・ロッサの街を散策しながら、ホテルまでノンビリと。

happy new year.

新年はメキシコシティで迎えた。

宿泊していたブティーク・ホテルのレストランでニューイヤーズ・パーティ。
プリ・フィクスの料理とアルコール。
そしてカウントダウン。
年越しに合わせて「幸運を呼ぶ12粒のぶどう」をシャンペインと共にいただく。
スペインの風習で、年越しに鳴らされる、12回の鐘の音に合わせて、ぶどうを一粒づつ食べることで、その一年は幸運になるんだそうだ。
そうメキシコ人のスタッフが教えてくれた。

カウントダウンとハッピィ・ニューイヤーを終えて部屋に戻ると、Happy New Yearのケーキが用意されていた。
もうお腹いっぱい。。